本日の段ボール|JAグループ佐賀 せとか

本日はJAグループ佐賀『せとか』の段ボールをご紹介します。

まず、皆さんは『せとか』について知っているでしょうか?

私は今回の段ボールに出会うまで、恥ずかしながら全く知りませんでした!

そこで少し調べてみると『せとか』には…

究極のかんきつ!!

かんきつの大トロ!!

…という、何とも興味を惹かれるキャッチフレーズがついています。

その大きさはみかんより一回り大きく、表面は滑らかで綺麗!

高級感を漂わせる見た目です。

さらに、その見た目を裏切らないとろ~りと溶けるような食感に、とても甘い味が多くの方に大好評!

果皮も薄くてむきやすく、中の身の皮まで薄いらしいですよ!

そういった食べやすさも人気に拍車をかけたのでしょうね。

香りもよし、大きくて満足感も得られて、まさに最初に調べた通りパーフェクトなかんきつ類です!


ただ、これにはもちろん根拠があり、『せとか』は清見タンゴールにアンコールオレンジを交配し、さらにそこにマーコットを掛け合わせて生まれた品種なのです!

さて、張り切って断言したものの、全く何を言っているのか分からなくなったので簡潔に述べますと、

いくつかの品種のいいとこ取りをしたのが『せとか』というわけです!

元々は、濃厚な味で皮も薄いマーコット(かんきつ類の一種)の、タネが多いという欠点を解消するための研究が始まりです。

その研究の過程で、アメリカのオレンジと日本の温州みかんを交配して作った清見タンゴールを中心に、さまざまな品種との交配が行われました。

元々おいしかったマーコットの、唯一と言っていい弱点をなくす研究だったのです。

この研究は1984年に始まり、果樹を育てながらの交配という長い長い研さんの果てに、ようやく2001年に『せとか』が品種登録となり、まさに実を結ぶこととなります。

こうした歴史を経て、究極のかんきつである『せとか』は生まれたわけです。


さて、『せとか』の誕生は、実は単なる美味しい品種ができた…という結果にとどまりません。

日本のかんきつ類の代表格である温州みかんの話になりますが、実は消費量が年々低下の傾向にあります。

その理由に、かんきつ類特有の手で剥きづらい・ベタベタする・タネがある…などの、いわゆる食べにくさという特徴があげられます。

私もかんきつ類は大好きなのですが、そう言えば長いこと買って食べていないことに気づきました。

食べやすさ、というのは思っている以上に消費者にとっては重要なのかもしれません。

そういった状況を打破するべく、かんきつ類は次々と新しい品種が発表されています。

そして、その先頭を走るのが『せとか』なのです。


 

まだまだ『せとか』の生産量は少ないですが、

佐賀県では唐津地区の松浦東部で主に栽培され、年末ごろには出荷を開始します。

JAグループ佐賀が、グループの総合力を発揮して満足度の高い商品を出荷しているので、

このブログを読まれた方はぜひ、『せとか』に興味を持ってみてください!


それでは最後に、JAグループ佐賀『せとか』の段ボール情報です。

【サイズ】縦25cm×横37.5cm×高さ17cm

【紙質】かなり硬め

『せとか』は年明けごろから徐々に出回るそうです。

贈呈用としても大変人気のようですよ!