本日の段ボール|HOKO日本のさば 水煮

本日紹介する段ボールは「HOKO 日本のさば 水煮」です。

サバは食卓やお弁当などで誰もが1度は口にしたことがある魚であるないでしょうか。
世界各地で食されている魚でもあり、マグロやアジと並んで世界的に消費量の多い魚です。
日本近海ではマサバ・ゴマサバ・グルクマ・ニジョウサバの4種類が獲れます。
生で食べる寿司だけでなく、焼き魚や煮魚、しめ鯖などとして食べられる他にサバ節として使用されることもある、調理法が幅広い魚でもあります。

1年中口にすることが多いサバですが”旬”はあります。秋が旬の「秋サバ」は太平洋各地で水揚げされます。春頃、伊豆半島沖で産卵し餌を食べながら北上します。特に北海道沖での海域は、プランクトンが豊富にありサバは丸々と太ります。脂肪分は皮と身の間に貯められます。
このサバが産卵のために軟化を始めるのが9~10月。その時期に脂肪は身に入り込み身も締まって風味は格段に上がるというのです。
九州沿岸で水揚げされるサバは冬が旬で「寒サバ」といいます。

ちなみに日本の漁獲量は約49万トンで中国に次ぐ世界2位。このうちの約半分が海外に輸出され、約7万トンが日本に輸入されています。
輸入される9割がノルウェー産です。日本のスーパーで販売されているサバのうちの7割がノルウェー産で、日本で主に漁獲されている小型のサバは、主に缶詰に加工されたり、生餌としてブリやマグロなどの養殖魚の餌として使われています。
その缶詰になっているのがこの「日本のさば」です。

サバにはDHAやEPAを多く含まれており、その点でも大きな注目を集めていたのですが、
近年の缶詰ブームで”サバ缶”はさらに注目を集めました。多くのサバ缶を使ったレシピ本も発売されていますね!

※DHA:脳の発達(胎児・子供)、認知症予防、視力低下予防、動脈硬化の予防改善、抗がん作用等が期待される
EPA:血栓予防、抗炎症作用、高血圧予防等が期待される

 

こちらの段ボールは株式会社 宝幸さんから出されたサバの水煮缶になりますが、50年以上サバ缶の製造業をしていたHOKOさんから2019年より「日本のさば」シリーズとして発売されました。

缶詰は密閉して加圧加熱殺菌するので、栄養素が損なわれにくいと言われています。国内で水揚げされたさばを使用し、青森県八戸市にある自社工場で加工され、加圧加熱殺菌していることで骨までやわらかいさば缶に仕上がっています。「日本のさば」というシンプルでわかりやすいネーミングは目を惹きますね!また色んな料理に使える水煮の他にもそのまま食べても美味しい缶詰も多々発売されています。

缶詰の利点は

・真空の状態で加熱殺菌するため、ビタミンなどの栄養素は、生のものを家庭で調理した時よりも、失われにくくなっている。また、魚は骨ごと食べられるので、カルシウムなど栄養素の摂取にも役立ちます。

・缶詰は、基本的に食品添加物は使用していません。また、密栓した状態で加熱殺菌しているため、中身は腐ることなく、常温で長期間保存することが可能です。保存性が高いため、非常食として、缶詰を準備する方も多くなっています。

・旬の時期に収穫したものを缶詰にするため、季節に関係なく、いつでも使用することが出来ます。
また、そのまま食べられるものや、少しアレンジするだけでおかずになるもの、普段は手に入りにくい食材の缶詰など、様々な缶詰が出ているため、多様な料理を楽しむことが出来ます。

・缶詰は、原産地で原料が多く出回る時に大量に買い付けて加工し、流通は常温で行うことが出来ます。また、輸送時のロスも少ないため、比較的安価で販売されています。さらに、下処理や味付け済みのものが多く、調理によるロスはほとんどなく、手間もあまりかからないため、このような面からも経済的であると考えられます。

ただ、、缶詰は長期保存を前提に作られているため、濃い味付けになっているもの(塩分・糖分)があったり、一度火を通すので、生の食材の食感ではないなどの特徴があります。

日本は災害の多さから非常食としても常備している家庭も多いのではないでしょうか。近年では珍しいものからメジャーなものまで種類も豊富で、缶切りを使わなくても開けれるものも多くなったことで、より便利でより身近なものになった気がします。これらのことをふまえ、日々の食事に上手く取り入れてはいかがでしょうか。


 

最後にダンボールの情報です。

【サイズ】22.5cm×31cm×12cm

【硬さ】普通。しっかりとはしていますが、硬いほどではないです。