本日のダンボール│しろえび紀行

今回紹介するダンボールは「しろえび紀行」です。

「しろえび紀行」は富山県に本社を構える、日の出屋製菓産業株式会社が運営する「ささら屋」が
販売している、うす塩味のおせんべいです。


「富山の自然のもたらす米や水などの恵みに感謝し、地域に人と人、人と自然を結ぶ”絆の経営”を目指し、地域に貢献できる企業でありたい」という理念のもと経営されています。
こちらの「しろえび紀行」の原材料のお米(うるち米)は富山県産100%で、富山県オリジナルのブランド米である「てんたかく」という、コシヒカリよりも粒が大きく粘りすぎない、ややさっぱりとした味わいのものが使われて、水も立山連峰などに降り積もって溶けた雪が流れ込んだ地下水を使用、もちろん味のメインとなるシロエビも富山湾で獲れたものが使われているなど、材料は全て県内産のものを使うというこだわりっぷり!

立山連峰の雪解け水が流れ込み栄養豊かな日本海の「天然のいけす」とも呼ばれる富山湾には「藍瓶(あいがめ)」という16もの海底谷がありますが、シロエビは水深200~300メートルの深海に生息しているため、富山湾の中でも深い海底谷をもつ新湊(しんみなと)沖、岩瀬(いわせ)沖、水橋(みずはし)沖だけで漁獲されています。

体長は約5~8センチと小さく、水揚げ直後、透明感のある淡いピンク色をした姿から「富山湾の宝石」と称されているそうです。

宝石と称されているだけあって、確かに透き通ったピンク色でとても綺麗!
ピンク色のエビといえばサクラエビが有名ですが、それよりももっと淡い色ですね。(右がサクラエビ、左が獲れたばかりのシロエビです)この美しさを見ることができるのはほんの短い間だけで、そのあとは色が白く変色しはじめ、漁が終わり、船が浜に着く頃には白い姿をした文字通りの「シロエビ」になってしまうんだとか。

さっきの淡いピンク色のエビと同じとは思えないぐらい色が白くなってますね。


ところで、皆さんはエビの種類が何種類あるかご存知でしょうか?

A.300種類
B.3000種類
C.30000種類

クイズ形式にしてみたのですが、分かりますか?

正解は




B.約3000種類 です!

ひとくちにエビといっても、泳ぐ遊泳型のエビと海底を歩く歩行型のエビが存在し、その全てのエビを含めると約3000種に及びますが、その中でも普段私たちが食べることが出来るのは世界貿易の対象で漁獲量や養殖量が安定し、大量に輸出入されている、たった20種類ほどにしか満たないそうです。

FAO(国際連合食糧農業機関)の統計資料によると、各国別のひとり当たりの年間エビ消費量を試算すると日本は約2キログラムでエビの消費量が世界第1位で、カナダ、アメリカがこれに続いています。国内で地域別に一世帯当たりの年間エビ消費量を調査した資料によれば、和歌山県、奈良県、大阪府など西日本で消費率が高い傾向があるんだそう。

ちなみにエビが大好きな日本人ですが、国内での漁獲量は少なく4%ほどしかなく、サクラエビやシロエビなどの小型のエビが中心ですが国内で漁獲することが出来るのは上に挙げたエビの他にも、鮮度を保つことが難しく遠隔地への出荷が難しいことから地元でしか味わうことができない”幻のエビ”といわれる鳥取県のモサエビ、房総半島~九州にかけての太平洋側と奄美群島から沖縄諸島で獲れる、その名の通り草履のような形をしているゾウリエビ、主に千葉県、静岡県、三重県などで獲れる
お祝い事などによく使われるイセエビなど、多様なエビが存在します。

種類によって見た目も風味も全然違っているので、食べ比べてみるのもいいかもしれませんね。


それでは最後に、ダンボールの情報です。

【サイズ】縦23cm×横31cm×高さ12cm

【硬さ】硬め

エビと稲のマークが入ったシンプルなダンボールです。