本日紹介するダンボールは『和歌山のはっさく』です。
皆さん、はっさくという果物をご存知でしょうか?
はっさくは、みかんなどの仲間であるかんきつ類のひとつです。
今回は、このはっさくについてお話ししたいと思います。
まずは、その発祥の歴史や生産地について、次に味や食べ方、栄養素について、最後に美味しいはっさくの選び方を紹介します。
まず、はっさくの歴史についてです。
はっさくの原産地は広島です。
江戸時代に広島県因島市にある恵日山浄土寺で原木が発見されました。
漢字では「八朔」と書きます。
これは旧暦の八月一日の意味で、
原木が発見されたお寺の住職が「八月朔日(一日)には食べられる」と言ったことから命名されたそうです。
でも実際には、はっさくの旬は二月から三月で、旧暦の八月一日(新暦の八月三十日)では早すぎるそうです。
この原木は今でも、保存されているそうで、なんだか歴史を感じますね。
それなら、「広島県で最も生産されているの?」と思われるかもしれません。
しかし、はっさくの生産量がもっとも多い県は、実は和歌山県なんです。
何と全国の収穫量の約70%を、和歌山県が占めています。
生産量二位の広島県が、約20%なので、圧倒的シェアを誇ります。
日本で食べられるはっさくのほとんどが、和歌山で生産されていることがわかりますね。
今回の段ボールも「和歌山県のはっさく」です。
和歌山県の紀の川市では、はっさくのゆるキャラがいます。
このゆるキャラは「紀の川ぷるぷる娘」という6人のグループで、それぞれ和歌山名産のフルーツがモチーフとなっています。
その中で、はっさくのキャラクターである「八朔のさくぷる」が、
イチゴや桃などのメジャーな果物を押しのけてセンターに陣取っています。
和歌山県では、はっさくはセンターを張れるような存在なのでしょうね。
つぎに、はっさくの食べ方や味、栄養について紹介します。
はっさくは皮が厚く、手でむくのはなかなか大変です。
ナイフなどを使って皮に切れ込みをいれると、皮がむきやすくなります。
また、ジョウノウと言われる身を包む薄皮も厚いので、それもむいて食べます。
食べるまで、少し面倒ですが、とても美味しい果物です。
味は、甘すぎず、グレープフルーツのような酸味と少しの苦みがアクセントになった大人の味です
果肉もしっかりとしているので、ザクザクとした食べ応えがとても楽しいのも特徴です。
加熱すると苦みが増すため、生食がおすすめです。
はっさくは栄養価にも優れた果物です。
特にビタミンCが豊富です。ビタミンCは免疫力を上げる機能があるので、
今の時期、インフルエンザや風邪などに高い効果が期待できます。
また、酸味のもととなるクエン酸も含まれていて、これによる疲労回復効果もあります。
その他、美容にも高い効果があり女性にもうれしい食べ物ですね。
この様に栄養豊富なはっさく、どうせ食べるならおいしい方がいいですよね。
最後に、おいしいはっさくの選び方について紹介します。
1)皮に張っていてつやのあるもの。
2)ヘタは枯れていないもの。
3)持った時にずっしりとした重みを感じるもの。
はっさくは、2~3月というちょうど今からが旬となります。ぜひ、おいしいはっさくを選んで食べてください。
当ブログでは、他にも柑橘類の段ボールの紹介を行っています。
よろしければ、以下のリンクもご覧ください。
最後に、段ボールの情報です。
【サイズ】縦21cm×横41cm×奥行き32cm
【紙質】かなり硬め
はっさくは柑橘類の中では、大きく、ずっしりとした重みがあるため、丈夫な段ボールが使われていることがわかります。