本日のダンボール│塩あじえだまめ

本日紹介するのは「塩あじえだまめ」です。


居酒屋のスピードメニューとしても定番のえだまめ、今までに食べたことがないという人のほうが少ないのではないでしょうか?

えだまめは、昨今「大豆ミート」でもよく知られる大豆を未成熟で緑色のうちに枝ごと収穫したもののことをいいます。
大豆には日長が短くなると花芽ができる短日性の「秋大豆」と、日長には影響を受けない「夏大豆」と呼ばれるものがありますが、えだまめはこのふたつのうち「夏大豆」に属します。ただ先ほども少し触れましたが、えだまめは大豆の未成熟の果実を若採りしたもののため、豆類には分類せず緑黄色野菜に分類されます。

緑黄色野菜というと、かぼちゃやほうれん草、にんじん等がありますが、えだまめもこの中に含まれるんですね。

先ほど「居酒屋のスピードメニューとして定番の」と言いましたが、夏になるとビールとえだまめで乾杯、という方は多いですよね。実はえだまめは、大豆と同じようにたんぱく質を豊富に含んでいます。そのたんぱく質の中に含まれるメオニチンという成分にはアルコールの分解を促して肝臓の機能を助ける働きがあるため、二日酔いや悪酔いを防いでくれる効果があるのです。
またえだまめに含まれるビタミンB1には、糖質をエネルギーに変える働きがあり、オルニチンには新陳代謝を活発にして、疲労物質がたまるのを防いでくれる力があり、食べると疲労回復やスタミナ不足の解消といった効果が期待できます。

大人のおつまみにはもちろんですが、子どものおやつにもぴったりの食材なんですね!


ところで、みなさんは「ずんだ餅」という料理をご存じでしょうか?


戦国時代、発案者を伊達政宗として、太刀でえだまめを砕いて食べたという説がある料理です。今回はさらっとですが、ずんだ餅に使われる「ずんだ餡」の、冷凍のえだまめを用いたレシピをご紹介したいと思います。

【 材料(ココット皿一杯分) 】
・冷凍のむきえだまめ…100g
・水…50cc
・砂糖…大さじ1
・塩…小さじ1/2

① 鍋にお湯(分量外)を沸かし、冷凍のむきえだまめと塩を入れて2~3分程度茹でる

② ①をざるにあげ、手で触れる温度まで冷めたら薄皮を手で取り除いていく

③ ②が完全に冷めてしまう前に砂糖と塩を混ぜ合わせ、すり鉢で粗くつぶしながら混ぜる
(すり鉢がない場合はフードプロセッサーなどで軽く撹拌してつぶす、厚手の食品用のビニール袋に入れて叩いてえだまめをつぶす、など)

④ 完成!


お餅や白玉だんごにずんだ餡を合わせるのも美味しいですが、トーストに乗せたり、トッピングとしてアイスクリームに乗せて食べるのも、えだまめの風味をより一層感じることが出来るのでおすすめです!

(ただし、手作りということもありあまり日持ちはしませんので作ったら早めに食べきってください)

みなさんも、機会があればぜひ作ってみてくださいね。


それでは、最後にダンボールの情報です。

【サイズ】縦25cm×横38cm×高さ20cm

【硬さ】硬め

文字が緑色なのはえだまめカラーだからでしょうか?