本日のダンボール|YEBISU サッポロビール

本日紹介するダンボールは「YEBISU サッポロビール」です。

この箱には「ヱビスビール」「ヱビスプレミアムエール」「ヱビスプレミアムブラック」「琥珀ヱビスプレミアムアンバー」の4種類が入っているなんとも贅沢な箱です。特に限定販売の琥珀ヱビスプレミアムアンバーこだわりの飲食店でしか楽しめないビールが期間限定で家庭でもお楽しめるというものになっています。

 

明治新政府は北海道の開拓のため「開拓使」を設置。その中の業務の一貫にビール醸造が含まれていました。「開拓使麦酒醸造所」がサッポロビールの始まりです。北海道初の冷製「札幌ビール」と名付けられ1877年に東京で発売されました。開拓使のマーク「北極星」は伝統となり今でもサッポロビールのロゴにもなっています。

会社設立から2年が経過した1889年、現在の東京・目黒区三田にヱビスビール醸造場が完成。ビール醸造を開始します。そして1890年「恵比寿ビール」は発売されたのです。恵比寿ビールは品質の高さから人気を博しますが、当時の日本ではビールの味を知る人は少なく、まだまだ小さな存在でしかありませんでした。そこで工場直送の出来立て生ビールを味わってもらい、そのよさを知ってもらうため、1899年8月に日本初のビヤホール「恵比寿ビール BEER HALL」を開業します。 ちなみにJR「恵比寿駅」はこの恵比寿が由来です。一企業の商品名が駅名・地名の起源となるのは珍しいケースですね!

上記したようにヱビスビールは誕生120年という実はと~っても歴史あるビールなのです。
ビール好きの人の多くを「旨い!」と言わせるヱビスは
「麦芽100%で作ること」「吟味された原材料、吟味された酵母を用いること」「通常の1.5倍の長期熟成をすること」で手間を惜しまないことだそうです。
もう少し細かく見ていくと
☆欧州産の麦芽、バイエルン産アロマホップの香り、ヱビス酵母の華やかな香りのバランスを追求することで広がりのある深いコク
☆長期熟成だけではなく醸造工程の管理方法の細部にまでこだわって、余計な香りや雑味のない丸みのある味わいがより上質でもちのいい泡
☆ビールをグラスに注いだときに広がる黄金色と透明感、クリーミーな白い泡
☆副原料を一切使わず麦芽100%とホップで作られるのがヱビス。使用量も多い為素材の上質な旨味を引き出すために長期熟成が必須。深いコクがありながら、キリッと締まりのある味わい
☆すーっと喉と通って後香まで楽しむにはスッキリさも大切。時間をかけることでコクを出しながら雑味をなくし、丸みのある味 がうまさの秘訣用です。

 

さて、もう一つのロゴであるヱビス。こちらのロゴも発売当初から大きな変更もありません。

大黒天・毘沙門天・恵比寿天・寿老人・福禄寿・弁財天・布袋尊の7つの神様を七福神と言いますが、その恵比寿天がヱビスビールの由来となりロゴとなっています。 七福神の中で唯一の日本の神様なのがこの恵比寿天。親しみを込めて「えべっさん」と呼ばれたりもしますね♪左手に鯛、右手に釣り竿をもった姿が特徴です。漁業の神、商売繁盛の神、五穀豊穣の神で特に商売繁盛の神様と知られており、十日戎も商売繁盛を願ってお参りする行事となっています。ここ大阪にある今宮戎神社も十日戎は大変ににぎわいになります。それほど恵比寿様への信仰は厚いのです。 そんな鯛を1匹抱えている恵比寿様ですが、ヱビスビールの瓶製品に数百本に1本の確率で後ろの魚籠から鯛の尾が出ているものがあるそうです。これをラッキーヱビスと言います。なかなかお目にかかれないラッキーヱビス、実物を目にする日は来るのでしょうか・・・

サッポロビールはヱビスビールのほかにもクラシックや黒ラベルやなど人気商品はたくさんあります。ビールの売り上げだけで言えばアサヒビールやキリンビールなどの競合他社もあるでしょう。 その中でもヱビスビールは特別感があっていお祝い事だったり自分へのご褒美だったりでヱビスビールを飲む、また贈り物にするという人も多いのではないでしょうか?もちろん好みはあるでしょうが、130年守られてきた味は昔の人だけでなく現在の人たちの舌も唸らすビールとなっています。

また、更に美味しく飲めるようにとタンブラーの「口部」「ロゴ」「カーブ」「底部」にもこだわりが。このタンブラーに注がれた黄金色のヱビスを味わってみてはいかがでしょうか。


最後にダンボールの情報です。

【サイズ】21cm×27cm×13cm

【堅さ】堅め