本日紹介するのは「貼るカイロ ミニ 30個(10×3)/16個入り」の段ボールです。
最近急に寒くなりカイロがほしい季節になってきました。
そんな冬の必需品カイロについて調べてみました。
カイロは日本生まれの日本独自の保温具で、石を温めて懐に入れた江戸時代の「温石(おんじゃく)」がルーツといわれているそうです。
温石
明治時代に入るとベンジン(原油から分留精製した揮発性の高い可燃性の液体)の気火ガスと白金の触媒作用を使って燃焼させる「ベンジンカイロ」が登場し、一般的に使われていました。
ベンジンカイロ
1950~1953年頃厳寒の朝鮮半島で戦うアメリカ兵の間で水筒のような容器に鉄の粉と食塩を入れて発熱させる保温具が使われており、それを日本人が工夫して現在のカイロを作り出しました。
そして1978年に、袋かから取り出して降るだけで暖かくなる使い切りのカイロが商品化されると瞬く間に普及し、ベンジンカイロに取って代わりました。1988年に貼るタイプのカイロが登場するとたちまち普及し、カイロの消費量は一気に拡大したそうです。
その後、「靴用」「座布団用」「靴下用」等の用途別カイロが登場し若い女性や子供の使用が大幅に伸び、日本の冬の必需品となったそうです。
最近では冬だけで無く夏でも結構売れているみたいです。
一日中クーラーの効いた、お店やオフィスで、女性が冷え性防止、
自律神経失調症改善のために、
登山での保温用具、遭難対策用
等々いろいろなところで使用する例が増えているためだそうです。
ちなみにカイロの需要がピークを迎える12月の最初の日「12月1日」はカイロの日だそうです。
カイロの使用上の注意によく「低温やけどにご注意下さい」とありますが、結構かるい感じで「低温やけどになってもたいしたことないだろう」と思っている方も多いと思います。
しかし普通のやけどよりも重傷になることが多く注意しなければいけません。
皮膚の表面はわずかなやけどに見えても、内部が壊死してしまう事もあります。そうなると場合によっては手術が必要となるなど、治療が大変になります。
触っていてあたたかく心地よいと感じる60℃くらいの温度でも1分間、50℃でも3分間圧迫を続けると低温やけどになるといわれています。なので結構注意が必要です。
就寝時などは寒いからといって使用すると危ないので使用しない方がいいかもしれません。
カイロを水に濡らすと燃える、ゴミ箱に捨てると発火して火事になるなど聞いたことがあるかと思います。
しかしカイロを濡らしても燃えることはないそうです。
が、可能性はゼロではないみたいです。
普段のカイロは高温になっても70℃ぐらいまでしか温度は上がりませんが、「誤った使い方」をすると高温になる場合があるそうです。
・布団の中で使う。
・ホットカーペットやストーブの前にいるなど、他の暖房具と一緒に使う
普通にやってしまいそうですね・・・
ちなみに捨てるときは自治体により燃えるゴミか燃えないごみか異なるので注意が必要です。
未開封の場合は開封して、放熱後に冷ましてから捨てるそうです。
それでは最後に「貼る カイロ ミニ 30個(10×3)/16個入り」の段ボールの情報です。
【サイズ】縦27cm × 横43cm × 高さ29cm
【紙質】硬め