本日は「金太郎飴本店 金太郎飴」の段ボールを紹介します。
切っても切っても同じ顔が出てくる飴細工の1つである金太郎飴。
お店によっては製作パフォーマンスを見せてもらえるところもあり、
味だけでなく見た目も非常に楽しいお菓子です。
金太郎飴の発祥は江戸時代中期。
呼び名がすっかり定着してしまっていますが、正式名称は「組み飴」と言います。
金太郎飴が江戸で生まれる前からすでに、
大阪では「おかめ」や「福助」の絵柄が入った組み飴が作られていました。
そして組み飴の修行を終えた職人が江戸で飴を売り出す際に、
当時一番の人気キャラクターだった「金太郎」を採用したのが始まり。
もし他のキャラクターの方が江戸で流行していたら、
後世では全く違う呼び名で広まっていたのかもしれません。
・・・画像のチョイスを間違えました笑
こ、この塊からあんなに可愛い飴ができるなんて。
似たり寄ったりでつまらない事を「金太郎飴状態」なんて比喩されますが、
設計図通りに同じ絵柄を作る職人さんの技術は、
全くつまらない事ではなく世界に誇れる物ですよね!
ちなみに英語では「cookie-cutter」と表現するそうです。
クッキーの抜型のように同じ物を何枚でも作れるという意味。
海外でも無個性を嘆く慣用句があるんですね( ̄。 ̄)
ところで桃太郎や浦島太郎ではなく、
金太郎が人気だったというのは不思議ではありませんか?
昔話の内容もあまり分からないという方が多いかと思います。
まさかり担いで相撲してる人。終わり。ではありませんよー!笑
ここで簡単にあらすじを紹介させていただきます♪
1、あしがら山に金太郎と言う男の子が住んでいた
2、森の暴れん坊のクマと相撲をして仲良くなった
3、通りかかった源頼光という武将に見込まれ家来になる
4、都で出世して坂田金時の名をもらい武士となり鬼退治をする
めでたしめでたし。
このように主人公が強く健やかに成長し、
都で活躍していくといったサクセスストーリーです。
そんな英雄譚が江戸時代に入り、
浄瑠璃や歌舞伎といったお芝居の題材として大人気に。
現代で言うアニメや漫画の主人公のように、
当時の子供達にとって金太郎は憧れのヒーローだったというわけです。
まーさーかり かーついーでー♪
物語前半までの様子を歌っている童謡のイメージが強すぎる事も、
現代では影が薄くなっている要因かなと個人的に思います(^^;
最後に「金太郎飴本店 金太郎飴」の段ボール情報です。
【サイズ】縦25cm×横32cm×高さ30cm
【紙質】普通
金太郎飴という名称が商標登録されているという記載があります。