本日の段ボール|株式会社やずや

本日紹介する段ボールは「株式会社やずや」です。

「♪やずや~やずや」と大滝秀治さんの声を聞くと「あ~!」と思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
やずやさんは健康食品を扱う通販会社です。

会社の方が福岡県にありまして、箱にもしっかり「博多発」との記載があります。
地域貢献活動として「地域に密着した企業として、福岡の伝統や文化をきちんと受け継ぎ、地域の方々との交流を深め、地域に貢献すること」も使命の一つとされてこのような段ボールで提供されているのではないでしょうか。
その博多の名物が箱に描かれているので紹介したいと思います。

●博多織
博多織は元は「覇家台織」と書きます。歴史は鎌倉時代まで遡り満田彌三右衛門が宋へ渡航したことから始まります。彌三右衛門を受け継いだ満田彦三郎は同じように明へと渡り織物の研究に没頭します。
そうして出来た琥珀織のように厚地で浮線紋のある柳条が特徴の織物を開発したのが現在の博多織の原点となります。

その後、黒田藩からの江戸幕府献上品として博多織が選ばれました。選ばれた文様は独鈷華皿文様【独鈷華皿文様の博多織】これを献上柄と呼ぶようになったということです。
1976年国から伝統的工芸品に指定されました。

●博多ちゃんぽん
食べ物ではありません

福岡名島町で小川卯平がガラス製造を始めました。数々の博多びーどろをつくり筥崎宮放生会で売りだした玩具を【博多ちゃんぽん】といいます。

そういえば修学旅行で買った記憶が・・・

●博多人形
1600年黒田長政の筑前入国に伴って多くの職人が集められ、その職人たちの中から素焼き人形が生まれ、現在の博多人形の下地が作られたといわれています。

明治になり、パリなどの国際的な博覧会で高い評価を受け、日本を代表する人形として知られるようになりました。現在では、純日本風な家屋に はもちろん、洋間のモダンな住まいにも癒しの空間を演出しています。

●神鳥木うそ
「うそ」は、幸運を招くといわれる神鳥です。天満宮造営の際、蜂の大群が押し寄せたが、鷽の群れが飛来して退治。
以来、天神様の使いとして知れ渡るようになった。

うそ鳥が木にとまった形を木彫りにしたもの。羽を木を薄く巻上げて表現しているそうです。

その他にも
博多ラーメン・明太子・水炊きなどのグルメから焼き物・織物などの工芸品、色々な特産品があって福岡に旅行にいくのも楽しそうですね!

その為にもまずは健康を!ということで、
「昔からの伝統や食べ物知恵を食べやすいカタチに」をコンセプトに健康食品の通販業をされているのが株式会社やずやです。
調べてみるとなかなかユニークな会社だったのでもう少し紹介してみたいと思います。

まずやずやさんの会社には猫があちこちにいるそうです。これは「博多どんたく」という福岡のお祭りに出場するにあたり、沿道のお店や人々の商売繁盛祈願をしながら踊ってパレードをしようと、山車に「まねき猫」を起用したのがはじまりです。

お祭りがおわって、おめでたいまねき猫の飾りを本社ビルに飾ったところ、訪れる方や地域の皆様に「猫のビル」として親しまれるようになったそうです。

また、食と健康の会社として社員の健康や体づくりを支援されているそうで栄養バランスを考えた手作りの食事を提供されている社員食堂やフィットネスジムが会社に併設されているといます。
永く一緒に働けるようにと社内に保育園が設けてあったり、部活や読書タイムがあったりと人を大切にすることが窺える会社であることがよく分かりました。
学ぶのも遊ぶのも働くのも・・・人生を楽しむにはまずは健康ですよね!そのサポートをしたいと感じられる会社でした。


では最後に段ボールの情報を


【サイズ】33cm×19cm×25cm
【かたさ】やわらかめ

このような表示もありました。

最後に書かれている段ボールの再利用してもらうことによって博多の伝統品を知ってもらいたいと言う気持ちも伝わってくる段ボールでしたね。