本日の段ボール |モーラステープL 40mg

本日紹介するダンボールは「モーラステープL 40mg」です。


モーラステープとは

非ステロイド系(※1)の鎮痛消炎剤で、炎症の原因となるプロスタグランジン(※2)の合成を阻害して、炎症を抑え、痛みを和らげます。 通常、腰痛症、変形性関節症、肩関節周囲炎、腱・腱鞘炎、腱周囲炎、上腕骨上顆炎(テニス肘など)、筋肉痛、外傷後の腫れや痛みの改善、および関節リウマチにおける関節局所の鎮痛に用いられます。

※1非ステロイド系・・・非ステロイド薬の作用は、プロスタグランジン(生体内にある痛みなどを増強させる物質)と呼ばれる物質の産生を防ぐことによって、痛みをとったり炎症を鎮めたりします。

※2プロスタグランジン・・・生体内にある痛みなどを増強させる物質

モーラステープを筋肉痛や腱鞘炎、腰痛で使用された方も多いと思われますが、
処方箋が必要な医薬品のため医療機関を受診しないと購入できません。
また、2016年度診療報酬改定ではモーラステープなどの湿布薬に処方制限が設けられた為、
これによって処方箋の発行を受けても一度に70枚までに制限されていて
複数箇所への使用や頻繁に使用する場合は頻繁な受診が求められます。

ただ、OTC医薬品の市販薬であるロキソニンテープは同じ非ステロイド鎮痛炎症剤です。
ロキソニンテープのようなテープ剤は茶色い(肌色)の薄い シート状になっているもので
パップ剤よりも貼ったときに目立ちにくく、剥がれにくいのが特徴です。
同じ貼付剤としてバップ剤があります。
パップ剤は水分を含む膏体(粘着剤)の層がある、いわゆる湿布の一種です。
パップ剤には、消炎作用と冷却効果が期待できる冷感タイプと、
皮膚の温感を刺激し保湿効果がある温感タイプの2種類があります。

モーラステープは鎮痛剤として大変優秀なのですが、やはり副作用もあります。
局所発疹 、 過敏症 、 蕁麻疹 、 顔面浮腫 、 皮膚剥脱 、 眼瞼浮腫 、 消化性潰瘍 、 皮下出血
発赤 、 接触皮膚炎 、 皮膚そう痒感 、 局所発疹 、 発疹 、 紅斑 、 ショック 、
光線過敏症 、 過敏症 、 蕁麻疹等、使用には注意が必要です。

妊婦・産婦や高齢者には禁止や慎重投与等の注意事項があります。
いい薬には使用上の注意にも十分注意したいところですね。


最後に「モーラステープL 40mg」の段ボール情報です。

【サイズ】縦34cm×横44cm×高さ25cm
【紙質】硬め

40mg以外にも20mgの物もあるようです。