本日のダンボール│2023 プロ野球チップス うすしお味 第1弾

本日紹介するのは「2023 プロ野球チップス うすしお味 第1弾」です。


このパッケージをスーパーで目にしたことがあるという方は多いのではないでしょうか?

 

プロ野球チップスはカルビーが製造しているスナック菓子で、1973年に販売が開始され、うすしお味のポテトチップス(カルビーが製造しているものなので、もちろん普通のポテトチップスと変わりない美味しさです)に、プロ野球選手のトレーディングカードがおまけとして必ずついてくることで人気のロングセラー商品です。

歴代の袋のパッケージは、一部ですがこんな感じです。2枚目(この頃はまだ「プロ野球チップス」ではなく「プロ野球スナック」と呼ばれていました)の写真は漫画の表紙みたいでかっこいい!

基本的には年3回に分けて発行され、開幕前後の3月末頃に発売される第1弾は前年度に活躍した選手、移籍した選手、期待のスーパールーキーが、6月頃に発売される第2弾は4月に活躍した選手やルーキーが、9月頃に発売される第3弾は前半戦で活躍した選手やオールスターゲームに出場した選手が取り上げられることが多いそう。
(ちなみに、2023年の第2弾のカードリストは7月下旬に公開予定です)

例年約400種類のカードを発行しており、これまでに約20000種類、累計発行部数はなんと約18億枚にのぼります。その中でも、カルビーの担当者の方が特に思い入れのある1枚に挙げたのが「2016年の大谷翔平選手(当時:日本ハムファイターズ)」なのだとか。
その理由は 「リーグMVPに加え、投手と指名打者の両部門でベストナインをダブルで受賞された年です。カードに採用する写真も投げているところと打っているところ、どちらにするか悩みました。結果、『1枚のカードに2枚の写真を採用』という異例の形になりました」 とのこと。
(オリコンニュースより引用:発売なしの“空白の2年間”が存在…『プロ野球チップス』が50周年、今でも購入半数が小学生 娯楽が多様化しても“野球好き男子”は一定数いる)

こちらが実際のカードの写真ですが、「二刀流」の大谷選手らしい素敵なカードです。


2006年はワールドカップドイツ大会の影響もあってサッカー日本代表チームチップスの売り上げか好調だったため、原料となるジャガイモの収穫量を確保することが出来ず、6月5日から7月24日までプロ野球チップスの生産が中止されたり、Jリーグの人気が強かった1995年から1996年は「Jリーグチップス」が爆発的に売れたため同じ工場ラインでプロ野球チップスの製造が出来ずグループ会社の「ポップコーン」商品におまけのカードを付けたり、2000年初頭、ジャガイモの不足が全国を騒がせたときには、期間限定で「プロ野球スナック」と題し、ポテトチップスの代わりにカルビーの人気商品でもある「かっぱえびせん」におまけのカードを付けて販売したことがあるそうです。


ジャガイモの収穫量が少ない年や同じ工場ラインで発売された別のおまけ付きポテトチップスの人気が高い年でも、他の商品におまけを付けて販売するなど、臨機応変に対応して欲しい人たちの手元に届くようにするのはびっくり!

また、このプロ野球チップスのトレーディングカードですが、選手のカードだけではなく「ラッキーカード」と呼ばれるいわゆる当たりカードが含まれており、ラッキーカードが出るとカードを収納するための「カードホルダー」や複数枚のカードがセットになった「カードセット」、好きな選手の「スターカード(箔押しサインが入っているもの)」のプレゼント付き!


プレゼントの種類はその年のその弾によって異なりますが、とても太っ腹な企画ですね。

なかなか当てることは難しいカードではありますが、狙ってみるのもいいかもしれませんね!


それでは、最後にダンボールの情報です。

【サイズ】縦26cm×横40cm×高さ22cm

【硬さ】普通

「ラッキーカードは1ケースに1枚入っているわけではありません」の記載が…。やはり当てるのは難しそう…!?