本日のダンボール|アサヒビール アサヒスーパードライ 350ml×24缶入

本日のダンボールはアサヒビール株式会社が販売するアサヒスーパードライ350ml×24缶入りです。

実はこちらでビールのダンボールを取り上げるのは初めてなんです。(日本酒やウォッカなどは取り上げられていましたが意外とビールは取り上げられていませんでした。)

こちらのアサヒスーパードライ、実は2017年2月に発売30周年を迎えまして(私より年上でした笑)日本に「ドライビール」というジャンルを定着させ、日本ビール業界にドライ戦争を起こした偉大な先輩なのです。

ビール15年戦争―すべてはドライから始まった

ビール戦争と言われ、このような本も出版されています。書評も合わせて紹介いたします。

ビールを飲みながら、この本を読む。そのビールを生み出し、送り出した開発や営業の人々の熱い心に思いを馳せながら、飲む。至福のひと時です。

キリンとアサヒによる、ビール業界トップ争いを中心としながらも、サッポロやサントリーにも目配りがなされています。また、営業の仕事の面白さ、大変さがよくわかります。

本題に戻ります。

このビールが販売された時代のほかのものに比べると、麦芽を抑えつつ、副原料(米・コーン・スターチ)の比率を高めることで甘さ・苦味を抑えつつすっきりした味を実現し、「ドライビール」という既存品にはないアサヒビールがゼロの状態から作り上げたビールなのです。

製造された経緯としましては海外よりビール会社が取り入れた手法で作られたビールは

「重くて苦い」。

濃い味付けではなく繊細な日本食に合うビールがあるはずだ!

という考えから生まれたもので、結果として発売から10年経った1997年にキリンビールを追い抜き年間シェアでNo.1となり、

翌年にはなんとキリン一番絞り、キリンラガービールの合計より

アサヒスーパードライが多くシェアを獲得するまでになりました。

また容器のバリエーションについても業界No.1を誇り、他社が撤退したミニ樽や1L缶なども展開されています。

酒類を専門に扱う量販店や雑貨屋などで目にすることが可能ですのでもし機会があれば探してみて購入してみてはいかがでしょうか?

自宅でパーティーなどを行う際に樽を用意すると缶で飲む場合とは違った時間を演出できたりしますよ。


さて話題を少し変えまして、皆様も見たことあるであろうCM。

こちらは現在、ミュージシャンの福山雅治さんが出演されており、派生商品の30周年記念瞬冷辛口はハリウッドスターのジョニーデップさん、ドライプレミアム 豊醸は歌手・女優などをマルチにこなす柴咲コウさんととても豪華なキャスト陣でも有名です。

過去に遡ると初代イメージキャラクターとしてジャーナリスト・小説家である落合信彦さん。俳優の梅宮辰夫さんやメジャーリーガーのダルビッシュ有さん、女性では歌手の安室奈美恵さんなどが出演されていました。

私が尊敬するアーティストの一組であるB’zのお二人もタイアップという形で「WAKE UP, RIGHT NOW」「BANZAI」などがCM曲として採用されていました。

 

 

https://youtu.be/GQz8DaQVcd8

 

https://youtu.be/bl_DzmkbMoo

 

https://www.youtube.com/watch?v=Qjfv_KIMCuw

 


また前述しました派生商品としましては、初の派生商品であるドライブラックなどが有名です。

黒ビールが苦手だったり未経験の方、あるいは黒ビールを知らない若い世代にも楽しめるよう、ドライテイストに仕上げ、同社の黒生との差別化を図りあらたなユーザーの獲得にも成功するなど、ひとつの歴史を作った商品などがあります。

パッケージ面に目を向けますと基本的には変更は一切行っていませんが、「SUPER DRY」の英語表記に変化を加えたり、中央の生の黒い大文字の下に「スーパードライ 生ビール(非熱処理)」入るようになりました。

最近では2014年に「洗練されたクリアな味、辛口。」という文言が先ほどの生の大文字の上に表記が入るという変化や、鮮度実感パックや、出荷時期や提供方法の違いによる限定バリエーションもあります。

【ドライブラック】         【鮮度実感パック】             【2012年以前のパッケージ】


最後に「アサヒスーパードライ350ml×24缶入り」の段ボール情報がこちらです。

 

【サイズ】40.2 x 27.3 x 12.5 cm、170g

【紙質】柔かめ

あ、お酒は20歳以上の方が楽しむようにしましょう!
勧められたものであってもきっぱり断る意志が必要ですよ。