段ボールの豆知識第3回目です。
「段ボール豆知識」の初回で段ボールの由来として、「段」は段の構造になっているため、「ボール」はボール紙からそれぞれ取ったという紹介をさせていただきました。
今回は段ボールの原材料である「ボール紙」について紹介させていただきます。
【ボール紙】・・・藁の植物繊維で作った板状の紙のことを指します。
ボールと聞くと丸い球を思い浮かべるかと思いますが、ボール紙は元々海外で生産されており、
輸入される際に英語のboard(板)が訛って「ボール」と聞こえたのが由来です。
お菓子の箱などもボール紙を使って梱包されることもありますが、段がつけられていないため普通の「箱」、
このボール紙をジグザグに折り、両側から貼り付けたものが「段ボール」と呼ばれています。
ボール紙を製紙する際、主に草・藁・竹から取り出した植物繊維を用いますが、段ボールには主に藁が使われています。
段ボールの特有の薄い茶色は藁の色だったのですね。
最後にYoutubeに「段ボールが出来るまで」を動画にしたものがありましたので紹介させていただきます。
ものづくりの工場見学は見ていてワクワクします(笑)