段ボールの豆知識第4回目です。
第1回目で段ボールの構造についてまとめさせていたただきましたが、今回はもう少し掘り下げて、材質に関して解説させていただきます。
中芯(波状のボール紙)に貼り付けられている紙の両面から貼り付けられているボール紙がライナといいます。
ライナは「JIS P 3904」によって材質や種類、大きさの企画が決められています。
昔はD4・C5・C6・K5・K6・K7まで紙の質により基準が定められており、
D4が古紙100%として右に行くほどパルプの配合率が高くなり、良質の紙になっていました。
現在ではD4、C5、C6、K5、K6、K7の順に硬さの数値を表す数値に改訂されました。
リサイクルが重視されてきているためでしょうね!
材質を調べる方法ですが、強めに押してみて凹めばD4~C5の硬さ
凹まず硬いままであればK5~K7の硬さになります。
一般的によく使われているのはC6の硬さになります。
段ボールの硬さは硬ければ硬いほど品物の破損から守ってくれます。
これから段ボールを購入したりする際に調べてみてはいかがでしょうか!