段ボール豆知識 その4|段ボールの材質とライナに関して

段ボールの豆知識第4回目です。

 

第1回目で段ボールの構造についてまとめさせていたただきましたが、今回はもう少し掘り下げて、材質に関して解説させていただきます。

段ボール豆知識 その1|段ボールの歴史や由来、構造に関して

 


CIMG1426_R

中芯(波状のボール紙)に貼り付けられている紙の両面から貼り付けられているボール紙がライナといいます。

ライナは「JIS P 3904」によって材質や種類、大きさの企画が決められています。

昔はD4・C5・C6・K5・K6・K7まで紙の質により基準が定められており、

D4が古紙100%として右に行くほどパルプの配合率が高くなり、良質の紙になっていました。

imgres

現在ではD4、C5、C6、K5、K6、K7の順に硬さの数値を表す数値に改訂されました。

リサイクルが重視されてきているためでしょうね!

 

材質を調べる方法ですが、強めに押してみて凹めばD4~C5の硬さ

凹まず硬いままであればK5~K7の硬さになります。

一般的によく使われているのはC6の硬さになります。

51zyacq42el-_sl1037_

段ボールの硬さは硬ければ硬いほど品物の破損から守ってくれます。

これから段ボールを購入したりする際に調べてみてはいかがでしょうか!