段ボール豆知識 その7│ケアマークに関して

段ボールの豆知識第7回目です。

第2回目で段ボールのリサイクルについてまとめさせていただきましたが、今回はリサイクルマークについてまとめさせていただきます。

 

【ケアマーク】

ケアマークとは運送中に取扱についての細かな注意を印字したものになります。

これにより、運送中の事故を未然に防ぐことが可能です。

国内で流通を図るため、JISにより統一されました。(JIS Z 0150-2001)

 

JIS(日本工業規格)とはJapanese Industrial Standardsの頭文字を取ったものです。

では実際にどんなものがあるか見てみましょう。


こちらは当ブログでも何度か紹介させていただいる、リサイクルマークです。

ほとんどの段ボールに印刷されていますね。


当ブログでまだ紹介したことの無いケアマークを見つけましたので紹介させていただきます。

虫害注意の段ボールです。

こちらは衣類の段ボールに記載されていました。

 

続いて湿気注意のケアマークです。

こちらのヤカンのマークなのですが、あまり使われる機会がないらしくとても珍しいようです。

最近ではあまり使われなくなったケアマーク(手かぎ禁止)や同じ注意でもデザインが異なっていたりと、

意識して見てみると面白い発見があるかもしれません。

(ポテトチップスの箱の割れ物注意のケアマークがポテチになっていたりするようです。)

いつも同じマークですとどんどん意識が薄れていってしまいますので、デザインを変えることにより少しでも目に留まるようにする工夫をされていますね。