本日のダンボール|タイガー魔法瓶 VE電気まほうびん〈とく子さん〉

本日紹介する段ボールは「タイガー魔法瓶 VE電気まほうびん〈とく子さん〉」です。

ポットや水筒、炊飯ジャーで有名なタイガー魔法瓶ですが元々は「虎印魔法瓶製造卸菊池製作所」という名称で創業し、「虎印」の魔法瓶の製造・販売を開始しました。

そして初となるポット1950年に登場しました。

当時はまだ電気で保温する機能がなくペリカン型注ぎ口と、持ち手があるのみでした。魔法瓶といえば携帯用と考えられていた時代で「ベークライト製卓上ポット」として販売されてハンディポットの草分けとなりました。現在販売されているコーヒーポットでもこの方式で根強い人気があります。


現在ポットはというと・・・

段ボールに記載されている型番の商品は残念ながら廃盤となっています。同じ「とく子さん」シリーズの最新型はなんと蒸気孔がなくなっています!

【蒸気キャッチャー構造のしくみ】

①沸騰を検知する蒸気レスセンサーを搭載。沸とう時の蒸気の出をすばやく感知し、最小限の蒸気の出に抑えて、無駄な量の蒸気を発生させません。

②湯わかし時に発生した蒸気は蒸気取込口から入り、ふた内部に内蔵されている蒸気キャッチャーに受け止められます。

③蒸気キャッチャー内の冷却通路を通って冷却されます。

④冷やされた蒸気は結露し、水滴となり、もとの通路から内容器に戻ります。

うっかりやけどしたり蒸気による結露の心配がないため、置き場所がより自由に選べます。

そして「※VE構造」によってコンセントプラグを抜いて3時間たっても90度以上をキープできる頼もしい構造です。 (プラグを抜くと時間経過とともに冷めていきます。)それによって節電保温が可能になるため、ワットパフォーマンスも優れたものになっております。

※VEは、Vacuum(真空)+Electric(電気)の略称です。

蒸気レスになったり、沸騰までの時間が短かったりと家電はどんどおん進化して便利になっていきますね。電気ケトルでお湯を沸かしている私も利便性につられて購買欲をそそられてしまいます(;^_^A


最後に段ボールの情報です。

【サイズ】縦24cm×高さ28cm×横25cm

【硬さ】普通