本日の段ボール|Ibaraki JA常総ひかり なし

今回紹介する段ボールは、「Ibaraki JA常総ひかり なし」です。

茨城県にあるJA常総ひかり下妻市(旧下妻)の「なし」は銘柄産地として指定されており
非常に人気のある果実となっています。

段ボールの側面に品種が豊水(ほうすい)と印字されていました。

この豊水とは8月末頃に出荷される八千代の肥土(あくと)梨のことで
ザイズが大きく、糖度が高く、酸味と甘みが絶妙なバランスであると
産地関係者の方々は大絶賛されています。

梨は秋に食べるイメージがありますが、この豊水は何と冬でも食べることができるのです!
冬に食べることのできる豊水梨は貯蔵梨と呼ばれていることから
冬でも実がなるという事ではなく、その名の通り8月末に収穫したものを
「貯蔵」しています。

秋という比較的涼しい気候とはいえ、放置しているとすぐに腐ってしまいます。
そんな果実をどうやって冬まで貯蔵しているのでしょうか?
こちらの貯蔵梨の写真を見て考えてください(笑)

普通の梨との違い、わかりましたか?
よく見ると一玉一玉透明の袋に包まれていますよね。
この袋の中に梨が座布団を敷く感じでお菓子に封入されている乾燥剤のような袋が入っています。

「乾燥剤のような袋」には大江化学工業株式会社ニューCA鮮度保持剤クリスパーHF
書かれています。

聞き慣れない名のクリスパーHFとはなんでしょうか?
大江化学工業株式会社さんのホームページに説明書きがありましたので
貼り付けさせていただきます。

エチレンガス吸着剤HFタイプ
クリスパーHF
生野菜や果実の鮮度は貯蔵・流通されている間にも、雰囲気の組成(酸素・二酸化炭素・エチレン等)や、
温度・湿度・結露水の影響を受けています。
クリスパーHFは、青果物からのエチレンガスやアセトアルデヒドガスを除去して
青果物の過熟を抑制し、また果実の軟化防止、水分の蒸散防止効果を持つ鮮度保持剤です。

技術の進歩ってすごいですね。
将来的には真冬にスイカを食べる事ができるのでしょうか?(笑)
季節関係なく、年中果物が市場に並ぶ未来もそう遠くないかもしれません。

お値段はというと・・・
クリスパーHFだけではなく、適切な環境での保管、管理となっているため
通常の梨よりは少々お高くなっていますが、こればかりは仕方なしですね。
贈答品としても贈られる方もおられるそうで、人気の高さが伺えます。

また、ふるさと納税で茨城県下妻市の返礼品として
茨城県下妻産「貯蔵梨」(豊水梨)2.5㎏が送られてくるそうです。

通販で購入もするもよし、ふるさと納税で送ってもらうのもよし。
真冬の貯蔵梨を是非一度ご賞味ください♪

 


では最後に「Ibaraki JA常総ひかり なし」の段ボール情報です!

【サイズ】縦47cm×横31.5cm×高さ23.5cm

【紙質】固め

野菜や果物の段ボールは緑色の地味なイメージがありますが
白を貴重とした優しいデザインの段ボールとなっています。
作りも頑丈で大切な梨が守られているのがわかります。